森で学ぶ、森から学ぶ

今日はボクの息子たちがお世話になっている、

「森のようちえん ぴっぴ」の参観日でした。
https://sites.google.com/site/pippi/

 

森のようちえんとは、ちょっと普通の幼稚園や保育所とはちがってまして、

基本的に園舎がありません。

 

学び舎は「森」です。

とにかく雨が降ろうが、雪が降ろうが、森で活動する!

そんなワイルドな幼稚園です。

 

5才の長男と3才の次男。ともに2才からお世話になっていますが、

今日は参観日ということで、こどもたちのつよ~い!?要望にお応えしまして、

父親のボクが参加してきました!

 

参観日ということで、ホントに見るだけのつもりで行ったら大間違い!

一日体験学習でした…

 

小雨の降るなか、長靴とカッパでボクも参戦です。

夜勤明けの参加で遅れていきましたが、森を散歩中のこどもたちに合流。

 

 

 

 

まず、すごいと思ったのが、1日に2親ずつだけの参観。

つまりこの日はボクともう一人の子の親御さんだけの2名の参加だけです。

スタッフのみなさんの想いが伝わってきます。

 

ちょうど、もう一人の親御さんもお父さんでした!よかった…

ぐんぐんと森をすすんでいき、時には立ち止まってじっくりと。

濡れた葉っぱや虫のついた植物に興味津々なこどもたち。

ほんとにマイペース。

 

なにか目的があるわけでなく。

いつまで、という時間の制限があるわけでもなく。

まさしく、散策…です

 

こんな植物みたことありますか?

こんな不気味な植物が、こんな身近にあるとは…

 

 

 

 

なんと、ハエを食べて、食べた数だけこの赤い実をつけるらしいですよ!

ひょえ~

 

名前は○○というそうです…スミマセン、忘れました。

今度は、キノコをもってきてにぎったかとおもうと、

うおっ!!

 

ブワっと粉を吹くじゃないですか!!

 

ケムリダケというそうです。

31才。自分の無知に恥ずかしながら、驚きの連続です…

 

小休憩…

と立ち止まったとおもったら、おもむろに崖への挑戦がはじまりました!

 

 

 

2~3mはあるでしょうか?

身長1m前後のこどもたちが次々に崖へトライ。

木の根をロープによじ登ります。

先に登ったこどもは、後から登ってくるこどもたちのフォローにまわります。

 

 

 

 

大人顔負けのチームプレー。

 

 

 

 

登頂!!

結果、こうなりました…

 

 

 

 

やめろ~、さわるな~!

 

 

 

 

午前中は森の散歩であっという間に終了~。

帰り道、ちょっと急な階段。

 

 

 

 

きちんとこどもたちを見守ってあげよう

と思いつつ、

木の枝につかまろうとしたら…

それウルシだよ!

 

こどもたちにたすけられてしまいました…

さあ、待ちに待ったお昼です。

どうですか、このアウトドア!

 

 

 

 

 

 

別に今日が特別ってわけじゃないんです。

いつもどうり。

 

 

 

 

うまい…マジでうまい…

新米とみそ汁。

結局、3杯ずついただきました。

 

お昼ご飯が終わったのも束の間。

「秘密基地に連れてってあげるよ!」

と、ちょっとお眠むのオジサンは強引に手を引かれて、再び森へ…

 

 

 

 

そこには魅力的な要塞が!

 

 

 

 

こどもたちがつくったんだそうです。

こんなのこどものころの夢だったんじゃないですか?

ここでもまた、アクティブ!アクティブ!

木登りなんてあたり前。

 

 

 

 

登ってたと思ったら、落ちる!

また、立ち上がり登る!

そして、落ちる!

 

見てるこっちがヒヤヒヤもんです。

それぞれのこどもたちがまた好き勝手な発想で、それぞれがいろんなアイディアを。

それでいてバラバラなようで、気がつくとみんなで一緒のことをしてたり…

 

オジサンの固い頭では展開の早さについていけません…

そんなこんなで、森であそんでいたら、いつの間にかさよならの会。

歌をうたって、本を読んでもらって。

 

 

 

さようなら~。

まさしく、森漬けの一日。

 

ココロから自然なこどもたちの笑顔と言葉に包まれて、

幸せな気持ちにさせていただきました。

 

勉強、習い事、規律だけでは得られない。

大人の考え方の枠に囚われない、

広い視野。

柔軟な発想。

仲間との絆。

生きる力。

 

これからのこどもたちにとって、

とっても、とっても大切なことを、

森を学び舎に、森から学んでいます。

 

押しつけるでもなく、

自然に、

かといって、決して手を抜くことなく。

 

こどもたちの未来のために、

ココロからこどもたちに接していただけている

スタッフのみなさまに

感謝の気持ちでいっぱいです。

 

ありがとう!

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