みんなで創ろう「ねこのしろ」DIYキャットタワーを商品化したい!心の準備編●第2話

コツコツ準備を進めてまいりました『ねこのしろ』

いよいよ、2/11~クラウドファンディングがスタートします!

当日までに、心の準備として!?『ねこのしろ』ってなに?

ということを少しずつお伝えしています。

「CAT CUBE」★3つのこだわり

その2 ● ねこにも森にも優しい素材で作る。

ねこにも優しい素材で作る。

開発当初は木枠にボンドをたっぷりと塗りこんで固定していました。

試作品ができてみて、、、さあ、どうだ!と、ねこのマルクとヴァレに遊んでもらいましたが、なかなか気に入ってもらえませんでした。

たっぷりと塗りこんだボンド。どうやらそのにおいが気に入らなかったようです。

においに敏感なねこ。ねこと飼い主さんのためにも、できればボンドも使わずに作りたい。

ようやくできたと思った試作品を壊し、また一から考え直すことにしました。

ボンドも使わずに木と木を木でつなぐ。

そしてたどり着いたのが、木枠と木枠のジョイントに木の丸棒を差し込むことによりつなぐ方法。


試作品です。実際は仕様が変わる場合もあります。

これによりボンドを使わずに、かなづちだけで作ることが可能になりました。

また、ボンドで固める必要がなくなったため、一度組み立てた後も分解することができるようになり、気分によって自由に組み替えることができるようになりました。

森にも優しい素材を使う。

「CAT CUBE」は長野県の山の木、信州カラマツを使っています。

木が混み合ってしまい日の光が入らなくなり今にも倒れそうな、ひょろっとした不健康な状態の森。

今の日本の山は、ほとんどがこの「不健康な森」になってしまっています。なぜでしょうか?

それは、日本の山の木が使われなくなってしまったからです。

みなさんが目にしている木材のほとんどが、安い人件費で大量に伐採され、海の向こうから運ばれてきた木です。

もしくは、木のように見える、木目調のプリントをしたフィルムを表面に貼った、薄い木をボンドで固めた、木のように見える接着剤の塊のような木、です。

日本は実は国土面積の70%が森である森林大国。

先進国の中でも、フィンランド、スウェーデンに次ぐ第3位の、世界でも有数の森林国です。

目の前にある日本の森の木を使わずに、どこから運ばれてきたか分からない、もしかしたら森林破壊につながっているかもしれない場所から海を越えて運ばれてきた木をわざわざ使っているのです。

混み合った森の木を適度に切り倒し、木材として使ってあげることにより、山に手が入り森の整備につながり、森に光が差し込み健康な森を育てることができます。

日本の木を使うことは、日本の森を育てることにも繋がります。

「本物の、自然の木」をお楽しみ下さい。

【お断りしておかないといけないことがあります】

「CAT CUBE」は、先ほど申し上げた通り「本物の、自然の木」を使っています。

「本物の、自然の木」は、あなたやあなたの愛猫と同じように、この世でたった一人(一匹、一本)の生き物であり、二つとして同じものはありません。

そして、あなたやあなたの愛猫のように、それぞれに独特のクセがあってそれがまた可愛いくもあるのです。

そんな、カワイイ、カワイイ、「本物の、自然の木」のクセを可愛がってあげて欲しいのです。

どんなクセかといいますと、

●木のフシがあったり、なかったり、抜けてたりすることがあります。→それぞれの表情が楽しめます。

●ヒビが入ってしまうことがあります。→「ねこのしろ」になってからも呼吸をしています。

●反りや曲がりが出ることもあります。→カラマツは、ねじれながら育ちます。なんと!切られてからも動きます。生きてます。

●マツヤニが出てベタベタすることがあります。→でも、いいにおいがします。ボクはこのにおいが好物。

●それなりに重いです。→硬くて重厚感があります。

●だんだん色が変わります。→オレンジ色がかった色味になってきます。いい色です。これもボクの大好物です。

●キズがつきやすいです。→キズが苦手な方には無垢材はおすすめしません。

これが、「本物の、自然の木」のクセです。

昔から日本の家づくりは、この木のクセを楽しみながら作ってきました。

この木のクセを無くすために生まれたのが、新建材という木のように見える木です。

みんなが新建材で家を建てるようになり、日本の森の木が使われなくなってしまったために、日本の森が不健康な森になってしまいました。

私はこの木のクセが好きです。

みなさんにも、ぜひこの「本物の、自然の木」のクセを楽しんでいただきたいです。

次回は、こだわりその3!をお話ししますね。

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